2018年2月15日 (木)

一心商事事件全面解決のご報告

  当労組と一心商事株式会社との間での労働争議は、2018年2月13日、中央労働委員会からの和解勧告書に労使双方が合意・調印を行うことで、3年9ヶ月に及ぶたたかいが全面解決しました。

  2月5日に行われた中央労働委員会は7時間という長丁場。協議の末、同委員会が「和解勧告書」(会社側が組合側に対し謝罪、今後不利益取り扱いせず誠実交渉する、組合員の合意退職、解決金支払い、などの内容)を作成し、労使ともその内容を受諾することで確認。また、和解調書では解決金に法的拘束力(債務名義)を持たせることとしました。

  地域のみなさん、全国の皆さん、多くの方のご支援なくしては決してこんなに粘り強くはたたかえませんでした。本当にありがとうございます。

2018年2月 3日 (土)

竹屋との第9回団交の御報告

   2/1の19:00に株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)と第9回目となる団交を行いました。竹屋側からはいつも通り弁護士を含む2名、組合から6名の参加となりました。

  まずは、2/23に行われる斡旋について再度決裁者である梁川社長の出席を再確認しました。回答書にて出席の確認ができましたので、前向きな解決が進められる事を期待します。

   次にコンサルタントの出席についてですが、団交の速やかな解決の為に前打合せを就業中に行いたいと伝えたところ、未だに検討中との回答でした。何をどうこの期間に検討しているのか甚だ疑問であり、この事からも竹屋側に迅速に解決を進めていく意思があるとは思えません。ただ、こちらの希望を素直に聞きたくないといった稚拙な感じとも取れてしまいます。

  あと、竹内会長に現状の竹屋の状況をどのように感じておられるか、回答を要求しておりましたが、これについては代表権を有していない為、応答はしないとの事でした。これについては、後日組合員が、社員として竹内会長に相談をしたいと要望を行い、直にお話を伺いたいと要請しました。この回答は2/5の週に出すよう申し上げしました。

   さて愛知労働局や、パチンコ業界内での情報サイトで掲載され、数々のTwitter等で拡散されているように、竹屋は社会的に非常に厳しい状況に追い込まれています。しかし、未だに労働基準法に抵触する行為を行おうとしておりました。その事について、組合から指摘したところ顧問弁護士からも問題視されておりました。労働に関する知識がない中、周りに相談せず独断的に行動する事は、労働基準法違反で書類送検されているにも関わらず、社内の改善をする意思が全く感じられないと取られても仕方ないと思われます。今回指摘した事で、法に沿った行動、合わせて従業員に対し不利な内容にならない合理的な説明のつく改善が出来る事に期待しています。
   
   現状、竹屋は刑事告訴の通達を受けておおよそ11ヶ月の間、労働基準監督署から捜査を受けている中、何ら解決にいたる行動を取らなかった為、書類送検といった社会的にも恥ずかい結果を迎えてしまいました。代表取締役である梁川社長は会社経営について一体どう考えているのでしょう。また、従業員の生活や会社の運営に責任がある事について理解できているのか本当に疑問です。

   この件で会社として改心し、一から信用回復に取り組めるよう、社員が団結し竹屋を立て直す方法はまだあります。それには数々の問題を真摯に改善していく会社の姿勢が一番大事だと考えてます。しかし今後も事の大小に関わらず、労働基準法違反を行い、また他の事でも従業員に不利な改悪を行うようなら、関係機関への申告を徹底的に行っていきます。梁川社長にはまだ間に合う間に賢明な判断を望みます。

   その事を踏まえ、今までの団交で交渉した内容の回答書を竹屋に要望しました。合わせて今後竹屋をどうするのか。これから会社経営をどのように続けて行くのか、本当に改善する意思があるのか、梁川社長へ回答を求めました。その内容を見た後、次回団交を決めたいとしました。

   内容如何によっては、解決の意思無しとし団交は行わず抗議行動を行います。誠実で従業員に対しても未来ある回答である事を期待します。

   社長だからといって会社を好き勝手にして良い訳がないのです。社長は王様では決してありません。一般的な企業であればここまで事が大きくなる前に対処出来ています。それが出来ない事がとても問題がある事なのです。出来ないのであれば闘争あるのみです。その際には他の組合員の皆様、並びに日本全国の組合の皆様にも御協力をお願いいたしますのでのよろしく応援お願いします。

2018年2月 2日 (金)

名港陸運解雇事件、勝利判決

 名港陸運株式会社( 愛知県知多市・名港海運関連会社)に勤める名古屋ふれあいユニオンの組合員が、病気で長期休職し、休職期間満了前に復職を求めたにも拘わらず、期間満了を理由に退職扱いされた事件の判決が1月31日にありました。

 判決は原告の社員としての地位を確認し、賃金の支払いを命じるとともに、この種の裁判ではなかなか認められない慰謝料の支払いも命じるものであり、大きな勝利です。

 会社が判決の内容を真摯に受け止め、誠意ある対応をするよう強く求めます。 

 判決内容は、以下の通り


2月1日の中日新聞朝刊でも報道されました。

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2018年1月25日 (木)

竹屋事件、労働委員会あっせんの日時が決定!

 前々からの団交で竹屋側からの要望であった、組合員の処遇及び未払い賃金に関する項目については時効が発生してしまうため早急に解決して行くとの意向で斡旋にて話を進めて行くことについてですが、当組合から労働委員会に対し2017年12月22日にあっせんの申し込みを行い、2018年1月23日に労働委員会による竹屋への聞き取り調査が行われました。

 その際竹屋側からは、梁川社長と顧問弁護士、他一名が出席したとのことです。労働委員会による聞き取りが行われた後、竹屋側が2018年2月23日午前中にあっせんを行うという希望を打診してきていることを労働委員会から受けました。

 当組合としては2018年2月16日にあっせんを行うことを希望してはいましたが、当組合がかねてから要望していたあっせんへの梁川社長の出席につきましても、出席する旨を顧問弁護士から確認出来ましたので今回は竹屋側の要望をのむこととしました。

 あっせんの場に竹屋の代表取締役社長が出席されることで、組合員の処遇と未払い賃金に関し早急に解決できるものと信じ、あっせん開催日までの準備に取り組んでいきたいと考えております。

2018年1月18日 (木)

X株式会社に対し団体交渉を申し入れ

 

 3年半を越えて、いまだ数々の争議が続いているX株式会社x市、代表取締役 Y)。

 

 

 

 今月12日付けで当労組から会社に対し新たな団体交渉を申し入れました。

 

 これに対し回答期限の117日付けで会社側代理人から回答が届きました。それによると、会社は全体的な解決に向けた和解提案を調整中であり、団体交渉については提案まで待ってほしいとのことでした。

 

 

 

 愛知県労働委員会での和解協議が決裂し、さらに中央労働委員会からの和解勧告も会社側の拒否により実現せず現在に至っています。また、和解協議中にも不当労働行為がなくならないばかりか新たな不当労働行為まで発生したことは過去の記事でお伝えしたとおりです。

 

 

 

 以上これまでの経緯を踏まえれば、組合側としては和解提案を楽観的に捉えることなど到底できません。しかしながら、長引く紛争の早期解決をはかる観点から、状況を見極めるためにもいったん122日まで回答を待つこととします。

 

 

 

 なお、組合側としては和解に過度な期待はせず、現在は新たな裁判提起準備を進めながら抗議行動などあらゆる手段を実行していくよりほかありません。

 

 

 

 さらなる不当労働行為が発生している現状においては、少なくとも中央労働委員会の和解勧告以上の条件でなければ和解はありえません。今回の和解提案が単なる問題の引き延ばしであれば、当然相応の対処が必要です。

 

 

 

 参考までに、今回会社側に申し入れている団体交渉の議題概要は以下のとおりです。

 

 

 

1 会社方針の決定者について
 
 現状と方向性の確認。

 

 

 

2 A組合員の2017年冬季賞与金額について

 

 会社が労働委員会等で主張している「基本給の1.5ヶ月分」という基準との差に関する説明と差額の支払い要求。

 

 

 

3 定期昇給について

 

 募集・採用時に提示されている「昇給年1回」が実際にはほとんど実行されていないため、未昇給・未払い相当額の支払いを要求。

 

 

 

4 2018年の定期昇給額について

 

 全従業員について「基本給の2%以上(パート・アルバイト従業員の場合は時給の2%以上)」とするよう要求。

 

 様々な形での皆様のご支援、どうもありがとうございます。

 

 これからもすべての問題解決に向けて応援よろしくお願いいたします。

 

2018年1月13日 (土)

竹屋との第8回団交の御報告

    名古屋ふれあいユニオンの2018年最初となる団交を1/10の19:00から、株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)と行い、去年からの積み残し案件である、移動時間を勤務時間として認める旨の要求を中心とした交渉をしました。
   今回の団交も相変わらず竹屋側の決裁者が不在であり、竹屋側の弁護士を含む2名、組合から6名の参加となりました。

   まずは、前回の交渉で竹屋側から提案された斡旋についてですが、組合側からは迅速に労働委員会に対して斡旋の申請を行いました。それに伴い去年の年末には労働委員会から斡旋申請書が竹屋に届いていたのですが、1/10時点で顧問弁護士への展開すらされておりませんでした。また
、斡旋への出席に対して梁川社長が難色を示しているとの発言もあり、このような事では早期解決を図るため斡旋を選択した意味が無くなってしまいます。

   また、企業の代表取締役である梁川社長が「会社に相談して」とか、「会社に説明して」と発言している事から、「会社」である竹内会長へ現在の会社の状況をどう考えているのかと問い合わせた内容についても、回答は有りませんでした。
 
 上記からもわかるように、竹屋からは相変わらず問題を解決しようとする姿勢は感じられません。次回の団交での回答次第では、現在社員である組合員が竹内会長並びに梁川社長に直接問い質す事を考えております。
   

   現場作業者が、現場へ向かう移動時間を勤務時間として認めることを要求している件については、移動時間中は運転者以外は自由に行動出来るとの竹屋側からの主張がありますが、それでは現行の業務運用では適応出来ない部分が発生するため、今後検討するとの事でした。

   また、作業をするため現場に向かうだけの日や、宿泊等をし翌日帰ってくるだけの日に、会社が有給休暇を使うよう要求することに違法性があることは、顧問弁護士も理解しているとの事でした。
  この事を踏まえて竹屋側には誠意ある対応を期待したいものです。

  他にも団交の場で決まった事でも実行に移されていないものもあり、竹屋社内での自浄作用の無さには呆れるばかりです。いつまでも無責任な対応を続けるのならば、抗議行動など視野に入れて対応する事も考えており、他の組合員の皆さんにも応援願う次第です。

   なお次回の団交は2/1を予定しております。
   

2018年1月10日 (水)

X株式会社についての情報提供届く

不当労働行為のデパート・X株式会社x市、代表取締役 Y)。

 

 この間、活動日誌をご覧いただいた退職者からも複数の応援メッセージや情報・体験談が届いています。

 

 あるメッセージからは、会社が同じ過ちを繰り返し多くの被害者が泣き寝入りしてきた黒い歴史がうかがい知れました。
   
この3年半で10名もの正社員が会社を後にしており、そのことからも会社の異常性は明らかです(現在一般正社員は7名)。

 

 少なくとも、パワハラをしない、不当労働行為をしない、そんな会社でなければ当然人は離れていきます。事業内容や業績以前の問題です。
会社が違法行為を是正しこれまでの愚業を反省するまで、我々は徹底的にたたかい続けます。

 

メッセージを寄せていただいた皆さま、誠にありがとうございます。
今後ともご支援をよろしくお願いいたします!

 

2017年12月12日 (火)

X株式会社、抗議行動・要求にまともな回答せず

今なお不当労働行為を続けるX株式会社(メーカー・本社x市・代表取締役 Y)。

 

 

1122日(水)、私達は東海地区の10団体約40名で会社に対し抗議行動を行い要求書(1123日のブログ記事参照)を提出した。それに対し会社側は1127日(月)に要求書に対する回答を提出してきた。

 

 

しかしその内容は私達の抗議行動など全く意に介さないというもの。要求に対しても完全にゼロ回答といえるものだった。そればかりか法に則って行った正当な抗議行動についても制約を求めてくる始末。

 

和解をしたいと口では言いながらこちらの譲歩を待つという今までのやり方を変えるつもりは全くないようだ。

 

 

残念ながら会社側には早期解決に向けた前向きな話をする気はないようだが、私達がやっていく事は今後も変わらない。粛々と第4回目の抗議行動を行い、継続的に行っている街頭宣伝活動も続けていく。

 

労働委員会や裁判の場でもこれまで通り粘り強く取り組むだけである。

 

 

私達がX株式会社に求めているのは「法律を守って会社を運営してください」というごく当たり前の事でしかない。かなり「謙虚な」要求である。他の労働争議のようなベースアップや大幅な待遇改善のような事は何一つ求めていない。

 

それにも関わらず一心商事は何一つ問題の解決には取り組もうとはしないばかりか不当な解雇や隔離部屋に組合員を閉じ込めるような事を続け状況を悪化させようとしている。

 

 

このような稀にみる悪質さからこの一心商事の事は全国の労働運動組織に知れ渡った。もはや自らの利益を度外視しても私達と対峙しようとしている会社である。

 

20年の名古屋ふれあいユニオンの歴史をみてもこれほどの事例はないと言っても過言ではない。

 

 

残念ながら会社にはその認識はないようだが、だからこそ私達は継続して抗議行動を全国の仲間と共に続けていかなければならない。

 

2017年12月 7日 (木)

竹屋との第6回目及び第7回目の団交の御報告。

   11/20の19:00から株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)と6回目の団交を行い、その際の申入書の項目のうち協議できなかった項目を持ち越す形で、12/4の19:00から、7回目の団交を行いました。
   今回の団交も竹屋側の決裁者が不在であり、竹屋側の弁護士を含む2名、組合から6名の参加となりました。

   まず、第6回の団交の際、会社側弁護士から梁川社長に対して、時効が発生してしまうため早急に解決しなければならない個人の処遇と未払い賃金に関する項目については「斡旋」等にて話を進めて行く方法がある旨を説明したとの話があり、第7回の団交の際に、梁川社長から「斡旋」を行って進めていくことについての了承が得られたとの報告がありました。そのため、1月の頭を目処に労働委員会に斡旋の申し入れを行えるよう組合側で必要資料の作成を行っていくこととなりました。

   次に、11月14日付で竹内正博会長に対し提出を行った「団体交渉出席に関する要請」については、竹屋側からは竹内会長は代表権も決裁権も持っていないため、竹内会長が出席しても意味がないとの回答でした。しかし、梁川社長は常々「会社と相談して…を決めている」と説明をすることがあり、会社とはまさしく竹内会長のことで少なからず竹内会長も経営に携わっていることは間違いはなく、また、株式会社竹屋の筆頭株主であること、梁川誠市氏を代表取締役社長に任命したことを踏まえ、竹内正博会長には現状の竹屋についてどのような考えをお持ちか、また今後の展望をどうお考えかを説明していただくよう強く要望しました。この回答の如何によっては今後の組合行動に大きな影響を与える内容と捉えてますので、是非未来ある回答をいただけるよう期待しています。

   他には、休みの申請が当日連絡となった際の有給申請に関し、人によって会社の対応が違う事(人によっては問題なく有給となっている)や、冬季賞与の査定結果となる人事評価の説明を求める事等を交渉しました。

   次回の団交は来年1/11を予定しております。
   今後は、梁川社長の発言にもある「会社」にも責任追及を行い早期解決を図っていきますので、他の組合員の皆様からも応援よろしくお願いします。

2017年11月28日 (火)

ユニオンセミナー合宿を開催

 11月25日~26日、ユニオンの活動を担う人材育成のために開催している「ユニオンセミナー」の一環として、合宿交流が行われた。

 忙しい中、10名の仲間が参加。二つの交渉案件を素材に、団体交渉申入書の作成の仕方、団体交渉の取り組み方を、実践方式で学習した。

 1日目は午後6時からの開催だったので、学習は短時間でまとめて、「なべ」を囲んだ交流会をたっぷり行い、深夜まで様々な話題で盛り上がった。

 2日目は、2件分の「模擬団交」を行い、参加者が労使に別れて真剣に向かい合い、本当の交渉さながらの討議が行われた。

 名古屋ふれあいユニオンは、来年20周年を迎え、あらたな運動の展開が求められる。そしてその担い手も若返りをはかる必要がある。労働運動は、守備範囲が広く、習得には長い時間がかかる。今後もユニオンセミナーなどを通じて、組合の中心的な活動を担うメンバーを増やしていきたい。

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