今期最初の解決
昨日(3/29)、関東に本社のある派遣会社との協定書を締結した。同派遣会社から信販会社に派遣され、電機量販店で働いていた女性が、量販店から「出入り禁止」を言い渡された事件。
派遣先が使用者としての責任をはたさず、電機量販店が出退勤の管理をしていた実態や、出入り禁止も量販店の一部社員の意見に基づいたことだったことを組合が指摘し、派遣会社が全面的にこちらの指摘を受け入れ、謝罪と改善の約束をしたことで、早期の解決となった。
量販店での労務管理については最近も「偽装請負」ではないかと言った報道がされており、今回のような問題は決して特別なことではないと思われる。問題を感じている労働者は積極的にユニオンに連絡し、職場の改善、正当な権利行使に立ち上がってもらいたいものだ。
他にも電話相談や、解雇予告手当を要求したら逆に当該労働者に対し損害賠償を求めてきた悪徳派遣会社(もちろん労働局への届けなし)との闘いに向けた打ち合わせなど、忙しい一日だった。