労働委員会あっせん決裂!
碧南にある工務店「大正」でパートで雇われていたAさんが、入社4ヶ月目に「コップを100円ショップで買うように言ったのに通販で買ったら」と言ったことや、「専務がアイスクリームを冷蔵庫の冷凍部に詰め込むのを厳しく注意した」ことを理由に解雇された事件。
団交の場で社長が「女になめられた」「(解雇撤回要求は)金のためか」などと労働者を侮辱するに及んだため、交渉では歩み寄りはムリと判断し、愛知県労働委員会にあっせんを申請し、本日(28日)のあっせんとなった。
ことの経緯から、不当な解雇理由と侮辱と謝罪はゆずれない、との立場であっせんに臨むも、最低限の要求も受け入れられず、あっせんは打ち切り。「会社に謝罪する姿勢が見られないなら決裂も辞さず」決意で臨んでいたので、納得の打ち切りであった。
その後の打ち合わせで、解雇の不当性を明らかにするために、解雇無効の裁判に取り組むことを決めた。翌日さっそく弁護士と打ち合わせすることとなった。
労働者の尊厳を守るたたかい。