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2009年5月31日 (日)

豊橋派遣村

本日5月31日、豊橋市の松葉公園(豊橋駅から徒歩10分)にて、「豊橋派遣村」が行われ、司法書士、弁護士、労働組合、医療関係者、その他さまざまな立場の人たちがボランティアスタッフとして参加しました。

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ふれあいユニオンからも酒井委員長を始め数名がボランティアスタッフとして参加しました。集計では110名の相談者があったそうですが、家族・友人が伴ってこられた方が多く受付や相談ブースの前には長い行列ができていました。

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生活保護申請同行など、相談を受けた後の活動が大変なのだそうです。

今後も、ふれあいユニオンは労働の分野で、反貧困のためのさまざまな活動に協力していきたいと思います。

4人の労働者に指名解雇通告!

知多半島の武豊にある、トヨタ系のフォークリフトの部品会社・丹羽金鉄工所
(授業員24名)の現場作業者(日系ブラジル人)4名に対し、4月27日即日
解雇が言い渡された。理由は人員の削減の必要性である。

この職場では昨年12月にも2名の労働者に対し解雇通告が行われ、当ユニオン
が深夜に及ぶ交渉に取り組み解雇を撤回させた経緯がある。

その後、解雇は行わず、雇用調整助成金を申請し、一斉休業により雇用を維持し
てきた。

その努力は認めるが、今回の解雇はやはり納得できない。指名された4人は全員
組合員であり、組合には一切の説明もなく即日解雇したのである。

4人はいずれも長い間(長い人は十数年)勤務してきた人ばかり、妻・子供と友
にすでに日本に定住しており、ブラジルに帰国することはできない。

交渉は困難が予想されるが、4人の労働者とその家族の生活のために、なんとし
ても雇用を守る必要がある。ご支援をお願いしたい。

2009年5月29日 (金)

正社員切りの正体

年末から3月にかけて吹き荒れた「派遣切り」の相談が一段落したと思ったら、
このところ正社員からの相談がじわじわと増えているように感じる。

その内容は、派遣切りのようなはっきりした雇用打ち切りではなく、職場のいじ
め、退職勧奨、配置転換命令など。しかし結局のところ雇用の打ち切りにつなが
ることから、派遣切りと同根の問題である、と推測される。

そういえば先日管理職ユニオン・東海の委員長も「正社員切りがはじまった」と
言っていた。相談の推移に注意する必要がある。

2009年5月28日 (木)

裁判2件、労働委員会1件の一日

5月26日

午前中は、地下鉄職員が名古屋市交通局を相手取り、パワハラ、不利益扱いに対して提訴した裁判の第1回口頭弁論が行われた。

ベンチャー企業と解雇事件を争っているYさんの裁判の口頭弁論もちょうどその直後に行われていたので、拝聴した。

それぞれ次回期日がきまり、本格的な議論に入る。

午後からは、愛知県労働委員会で、不動産業で長時間残業を命じられてきたNさんの未払い賃金に関してあっせんが行われ、3時間を超える協議の結果、満足できる和解にたどりついた。まずはめでたい。

あっせんが終わってからNさんがユニオン事務所にきて、事務所の移転先候補をPCで検索してくれた。案外、金山近辺に安価な物件はいくつかありそうだ。やはり不動産屋の「プロ」がさがすとちがう。

焦らずゆっくり探していこう。

2009年5月27日 (水)

5/25「生きさせろ!名古屋大行動」に150人

5月25日、よく晴れ渡った名古屋駅前で、トヨタなどの派遣切り・非正規切り
と闘う労働者・団体が結集し、抗議の声をあげた。

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2時から5時まで宣伝行動、トヨタ本社のあるミッドランドスクエアの門前は、
いっとき参加者の掲げるプラカード・横断幕・旗でうまった。

宣伝行動と並行してトヨタ自動車・ジェイテクト・豊田通商への申し入れ行動の
のち、西柳公園で決起集会を行い、再びミッドランドスクエアをめざしてデ モを
行った。

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急な呼びかけにもかかわらず、さまざまなユニオンの仲間が集まって、共に行動
できる形ができていることを知ることができた集会となった。今後の活動につな
げていきたい。

2009年5月25日 (月)

名古屋労災職業病研究会・第6回総会

5月24日(日)、ウィルあいちにて、名古屋労災職業病研究会第6回総会が開催された。

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労災職業病の相談・交渉を行う上で、力強い支えとなっている名古屋労職研の活動を、地域の仲間と共に支えていきたいと思う。

記念講演は外国人研修生権利ネットワーク・福井の高原一郎さん。外国人研修・実習生制度の現状が全く改善されていないことが報告された。

会場からも現代の奴隷制度である、との指摘。

困難な課題だが、ユニオンとしても引き続きできる範囲で取り組んでいきたい。

2009年5月21日 (木)

労災事件のこと

今週は交渉が少ないかわりに、一日一件の割合で交渉の申し入れを作成している。

解雇事件や派遣労働に関する申し入れについては、一定マニュアル的なものが確
立しているが、労災事件についてはまだなかなか文書が完成しない。

このところ、大小の労災事件に取り組んでいる。労災申請から損害賠償・慰謝料
請求まで、どのように要求するのが適切か、悩むことが多い。

特に、労働者が退社してからの交渉は簡単ではない。深刻な後遺症が残っていれ
ば要求も大きなものになり、そのぶん交渉は難航する。

しかし、命や健康を守り、そのための最低限の生活維持のためには、労災事件へ
の取り組みの重要性は今日よりその重要性を増している。

困難から目を逸らさず、取り組んでいかないとね。

2009年5月18日 (月)

事務派遣からの相談

今日は終日事務所で要求書作りと相談活動に専念。

新しい交渉申し入れを2件行ったが、一件は外国人派遣労働者
の解雇事件、もう一件は、正社員の整理解雇事件。この間の
交渉事案に共通する課題。

しかし、相談には変化のきざしが。昼の時間に立て続けに4件
ほど、事務系の女性労働者からの相談があった。
3件は派遣労働者、1件は正社員。

4,5年前であれば、当ユニオンの相談の主流であった
事務系の女性労働者の相談は、このところの派遣切りで相対的
にも絶対的にも減少していたのだが、もしかして、
人員整理の対象者がそろそろ、事務系にも及んできたことの
あらわれだろうか。

2009年5月17日 (日)

雨の日のバーベキュー

今週末は5/16(土)今期第1回学習会と、5/17(日)バーベキューパーティーが行われた。

学習会は、この間いろいろと変わっている雇用保険法の概略を学んだ後、今年度の学習会の進め方、テーマについて話し合った。

生活すら困難な状況に直面している、当労組の組合員をはじめとした労働者が「生き抜く」ための、さまざまな手段、制度、法律を学びたい、という意見があった。組合員が興味をもって学習に参加するには、いいテーマではないかと思う。

バーベキューパーティーには、あいにくの雨天にもかかわらず、30人を越す参加者があり、知多分会やトゥエンティファースト分会の仲間の協力で、たっぷりと肉、野菜、焼きそば、豚汁、そしてビールを堪能することができた。

闘い続きのなか、こうした交流はとても大切。交流を準備してくれた皆さん、ほんとにご苦労様でした。

2009年5月14日 (木)

密度の濃い一日でした

今日はほとんど出ずっぱり。
交渉2件、裁判提訴1件、打ち合わせ2件。
それぞれ内容のある結果にむすびついた。

交渉はいずれも派遣会社からそれぞれ2名が解雇された事件。
1件目の交渉は、派遣先企業が仲介する形で、
2件目の交渉は、代理人弁護士と交渉するという形で
取り組まれた。

いずれの場合も、派遣会社の無責任体制、というか
まともの労務管理ができていない現状が明らかになった。

またいずれも交渉は解雇された労働者が解決水準のハードル
を下げて交渉したため、本日の交渉をもって一定の和解が成立
した。


裁判提訴は、ベトナム人研修生実習生たち。

昨年提訴した1名に続いて、今回は4人の実習生が原告となり、
労働基準法違反、最低賃金法違反、高額の寮費徴収などによって
被った不利益を回復するため、提訴に踏み切った。

帰国までの解決ははなはだ困難だが、あきらめない姿勢を
最後まで持ち続ける彼らは力強い。


打ち合わせの一つ目は、
アンデン/トゥエンティファスト職場に対する取り組みについて
就業先への直接雇用要求や職場の男女賃金差別に対する
闘いは、外国人職場での闘いとしては、全国的にも
先駆的な闘いになるのではないかと期待している。

二つ目は
企業モラルがひとかけらもない経営者による賃金未払いに対する
闘い。依頼した弁護士の献身的な努力により、5人の労働者の
未払い賃金2ヶ月分及び賞与を、賃金の先取り特権に基づき
差し押さえることができたが、まだまだモラルハザード経営者
への追及は続く。

2009年5月11日 (月)

トヨタ系企業と協議

この間、派遣社員の派遣先への直接雇用を求める交渉に取り組んでいる。
今日は、トヨタ系企業K社に直接雇用を求める協議を行った。

労働者は1999年から10年間、K社で働き続けてきたが、この度の
経済不況で長年働いた企業を追われることになった。

会社によれば、それまで正社員三百数十人に対し二百人近い派遣社員が
働いていたが、この4月で派遣社員全員の雇用がうち切られたという。

正社員にも希望退職を求めている状況で、直接雇用は難しい、とのこと
だが、会社に対する貢献度とは無関係に、「派遣」であることだけで問
答無用に職場を追われる状況は、今日の派遣切りの残酷さを典型的に
表している。

妻と高校生の息子二人の生活を養う働き盛りのHさんが、仕事を継続で
きる道をなんとか探っていきたい。

2009年5月10日 (日)

週末は運営委員会とふれあい通信の印刷・発送

GW連休があけた木・金は、連日裁判の和解が成立した。

7日木曜は、テクノプレーン労働審判(名古屋地裁)、8日はトータルサービスシステムズ地位確認訴訟(名古屋地裁)。

3月にもイオスの和解が成立したばかりで、昨年度提訴した事件がここにきて解決に向かっている。

交渉事案も一つ一つ解決を積み重ねてきた。反省すべきことも多々あるけれど、結果を出して次の交渉への弾みにしていきたいものだ。

…と言っているそばから新たな交渉事案が次々とはじまる気配。ごく簡単な報告になるかもしれないが、モバイルPCからも報告を送ることができるようになったので、これまで以上に活動報告には力を入れていきたいと思う。

週末土・日は運営委員会とふれあい通信の印刷・発送。また三河支部では学習会・支部委員会を行うなど、土日返上の活動が続く。

一般組合員の参加を活発にし、「共に支えあうユニオン」にしていく必要を痛感。

試験送信

モバイルパソコンから送信する。

2009年5月 1日 (金)

メーデー

今日は「メーデー」
五月晴れの下、非正規雇用労働者の権利向上の声をあげよう!

三築解雇無効裁判不当判決!~あらたなたたかいへ

 2007年9月、愛知製鋼構内の二次下請「三築」が一次下請「アイチセラテック」から契約をうち切られたことを理由に、大久保社長の独断で「廃業」を宣言し、従業員全員を解雇した事件についての第1審判決が、2009年4月28日名古屋地裁(遠藤裁判官)で言い渡された。しかしその内容は、「原告の訴えをいずれも棄却する」という、全く不当な内容であり、直ちに名古屋高等裁判所に控訴する方向を確認した。

  判決の要旨は、①使用者がすべての事業を廃止するのに伴って全従業員を解雇した事件なので、事業を廃止するすることが合理的であったか、労働組合・労働者に説明や労働者への配慮を行ったか等を総合的に考慮するが、②他の新規事業、派遣先を開拓することは大きなリスクがあり、その能力もないのでやむをえない、③手続き上も経理内容等の公表はしていないが労働組合と交渉はしている、④よって解雇はやむをえない、というもの。

 弁護団と組合との判決報告会では、偽装請負の不当性に全く言及していない、愛知製鋼・アイチセラテック・三築の長年の違法な労務管理が契約打ち切りを招いたことがわかっておらず、アイチセラテック北村社長、三築大久保社長の責任も免罪されている、など、判決内容の問題点に対し、次々と批判意見が出された。

 弁護団からは「裁判は闘いであり、被告のみならず裁判所に対しても訴えを強めていかなければいけない」「労働組合は解雇撤回の闘いの原点に戻って取り組んでほしい」との発言があった。

 解雇されてからの組合員の生活は過酷を極めており、その中でも解雇撤回の闘いを継続している4人の仲間を組合として全力で支えていきたいと思う。愛知製鋼の偽装請負労務管理の一端を担っていた「三築」大久保社長の「逃げ得」を許さず、解雇撤回闘争に勝利するまでたたかおう!

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