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2017年3月24日 (金)

一心商事「刀事件」裁判、高裁でも労働者勝利判決

本日3月24日、一心商事株式会社社長(当時)から労働者が刀で脅され、自宅療養を要するストレス反応の障害を負わされたことに対する損害賠償請求事件についての控訴審判決が名古屋高等裁判所で言い渡された。

判決は社長側の控訴を棄却し、再び労働者側が全面勝利した。

そして今回の判決を前に、森田元社長は刑事事件としても暴力行為等処罰法で起訴され、その第1回公判が3月27日に行われる。

いまださまざまな不当労働行為について認めようとせず、労働組合に加入した労働者に対し、職場を隔離 するなど、非常識な対応を続ける会社に対し、これまでの行為を全面的に謝罪し、一切の不当労働行為を行わないよう、改めて申し入れたい。

2017年3月18日 (土)

労災はなかった!?

今日の団交。
労災保険で障害等級12級の後遺症が残った外国人労働者の、会社責任に基づく損害賠償を求める団体交渉で、驚くべき展開が。

手すりのない急な階段から転落した労災事件について、会社側弁護士より事件が起きたときの状況や業務内容について、結構細かい質問があったのち、いったん休憩をはさんで、今後の交渉の進め方として会社からあった結論は…「労災はそもそもなかった」というもの。

えっ!すでに労災の報告が会社自身が行い、休業や障害の労災保険の支払いが認定され支払われているにもかかわらず!労災は本当はなかったと!!

その後、その根拠をいくつか述べられたが、要するに労働者が自作自演で12級の障害が残るような怪我を起こした、という結論なのだった。

長年交渉を行ってきたが、「その労災事故に会社の責任はない」との主張は当然にあるけれど、そもそも労災事故など存在しなかったのだ、という回答を受けたのははじめてだ。

ミステリアスである。

過去に、外国人が労災の補償ほしさに自分で機械に手を入れたのだ、と主張されたことが二回ほどあった(いずれも外国人差別としか思えない事案)が、「実はなにもなかった」「どこかでつくった怪我を労災だと騒いで、まんまと労災扱いしたのだ」という今回のような主張には出会ったことはなかった。

労働者は当然ながら、「会社はウソばかり言っている」と憤っている。
長い闘いになりそうである。            

2017年3月 8日 (水)

ヤマサちくわの準社員、正社員化を求めて交渉を開始

 豊橋の老舗企業ヤマサちくわにおいて、長年にわたって準社員として働いてきた組合員のYさんは、この間会社との交渉はしてきませんでしたが、今回エリア長の心ない一言に、意を決して、パワハラ発言への謝罪と、正社員化を求めて団体交渉を開始しました。

 2月16日の第1回の団交では、パワハラについては調査する、正社員化についてはルールに則って判断するといった対応でした。しかし正社員化については、そもそもルールがどのようなものか、全く不透明です。

 昨年Yさんが上司に正社員になりたい旨を伝えたところ、その上司は「年齢などで無理」などと言って相手にしませんでした。しかし、団交での会社の説明では年齢で差別することはありえない、というものです。だったら上司の発言は何だったのでしょうか。
 
 今後の団交では、正社員化のルールを明確にさせ、18年も正社員と同等の業務をこなしてきたYさんを社員化することを再度要求するとともに、正社員化しない場合は、準社員というだけで正社員との間にある大きな労働条件の格差をなくすよう、要求していきたいと考えています。

みなさんのご支援をお願いします。

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