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2018年11月21日 (水)

竹屋との第14回団交の御報告。

   1113日(火)、株式会社竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)と第14回目となる団体交渉を行いました。竹屋側からは弁護士と初参加の税理士兼労務顧問(コンサルタント)を含む3名、組合から8名の参加となりました。


今回の団交では、現在ストライキ後の立入禁止命令を受け会社から就業を阻まれている組合員の事と、数々の問題を含みながら強行されている福岡転勤の問題について交渉しました。

 まず組合員Dが次の福岡転勤の候補に挙がっている中、竹屋側に対し転勤の免除を要求しました。

組合員Dは高齢の祖母を扶養しており、また祖母以外の同居家族は同じく高齢の父親しかいないため、組合員Dが度々祖母の生活を支援する必要があります。

今回のように介護が必要な家族を持つ社員の転勤については、会社として初の試みであるとのことでした。また、転勤については、「介護の事実確認の為に組合員Dの自宅を訪問し、父親と面談後に転勤に当たらせるか否かを判断する」と回答がありました。

この回答について、当組合としては労働者のプライバシーに大きく踏み込んだ行為であり、たとえ使用者であっても其処までの権利は無いと強く反対しました。
 最終的には組合員Dと面談後、転勤について配慮を検討するとの事で一旦は落ち着きました。


次に、現在立入禁止命令を受け、就業する事が出来ず苦悩している組合員Cについて交渉を行いました。

組合が要求している「立入禁止命令の撤回」や「ストライキ終了後の賃金請求」などについては、会社側から完全な0回答でした。

また、福岡転勤についての竹屋側の言い分として、「仕事の依頼が多くあり、残業手当などで本社勤務より多くの収入を得られるので、さらに手当を支給する事は無い。」とか、「福岡転勤によりスキルアップが見込めるので社員教育の一環でもある。事実、転勤者は本社に戻ってから等級や役職があがり給与は上がっている。」といった説明がありました。

しかし、不確定な仕事量をあてに収入を期待させて、現行の給与のまま二重生活となる転勤をさせ、それで問題無いと言うのはおかしな話です。

さらに、今回の団交で初めて転勤が技術教育の一環であると聞きましたが、それなら何故入社20年以上のベテラン社員を行かせるのでしょうか?

また、本社に戻ってから昇格し給与が上がるとの話もありましたが、それは当組合が団交で議題としてきたつい最近からであり、それ以前は等級も役職も上がる事はありませんでした。

今迄本社からは1人の転勤者のみで対応しており、今現在1人本社から転勤している社員がいる中で、さらに組合員Cに対し「福岡に戻って勤務を続けろ」というのも、業務の必要性の観点から全く説明がつきません。

このように一部を見ただけでも合理性や必要性が無く、生活を圧迫するだけの転勤である事は明確です。

この転勤を理由に過去多くの社員が退職しました。この不合理な転勤によってこれ以上多くの従業員に不利益を与えず、会社にとって貴重な従業員を失わないためにも、組合員Cのストライキは大変意義あるものです。

労務提供の意思も有る組合員Cに対し、未だに不当な扱いをする梁川社長と竹屋に対しては今後も引き続き抗議を続け、さらには他の法的対応を視野に入れつつ行動を進めて行きます。


このブログを見て下さった皆さん、未だにこのように不誠実な行為を続ける梁川社長と竹屋に対し、私達は強い意志を持ち抗議活動並びに交渉を続けていきますので、御支援のほどよろしくお願いいたします。

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