« 2018年12月 | トップページ | 2019年2月 »

2019年1月31日 (木)

NDS、契約社員の雇い止め事件で交渉中(2)

当労組はNDS株式会社(愛知県名古屋市/通信設備関連等、代表取締役 玉村和史)に対し2018625日付けで団体交渉を申し入れて以降、契約社員の雇い止め撤回について団体交渉を重ねてきました。

ここにその概要を記載いたします。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

前回のつづき

 

 

4 組合加入と団体交渉、精神的負担

悩んだ末当労組に相談・加入したAは、3ヶ月のみの契約には全く納得していないものの異議をとどめて契約を更新し、当労組は会社に対し団体交渉を申し入れました。しかし会社側は定年までの雇用保証を明言した管理職も、雇い止めを通告した管理職も、直接状況を把握しているであろう者を誰一人団体交渉に出席させず、「調査したが全くそんなことはない」という返答を繰り返しました。

組合員本人は会社移籍前の説明会での質疑をその場(あるいは説明会後すぐ)ノートに書き留めており、それをもとに当時の状況を明確に説明しています。

その記録によれば、当該組合員のみならず、他の対象者も含めて説明会時には複数の質疑応答があり、開始から終了までに30分程度要していました。しかし会社側はそれを完全否定し、「質問は全くなく、説明会は一方的な資料説明のみ、10分程度で終わった」としています。

移籍に関する説明会はその1回のみ。会社を変わるというのは労働者にとっては非常に大きな決断を要するものですが、果たして全く質疑応答がない説明会のみで判断できるでしょうか?

数度にわたって団体交渉を重ねてきましたが、会社の対応は変わりません。その間組合員は雇い止めを言い渡した管理職のもとで不穏な空気の中就業せざるを得ず、結局3ヶ月を迎える前に精神的な病気を発症し自宅療養を余儀なくされています。

 

 

5 雇い止め通告前の問題(本人の記憶・記録による)

20186月に雇い止めの通告を受ける2ヶ月前(4月)、組合員Aはストレスから帯状疱疹を発症し、その際の病欠を傷病手当にて対応してもらうよう上司に相談しました。

しかし、当然手続きできるはずの傷病手当申請について、上司は「そんな制度はありません」、「有給休暇を使い切らないと使えない」と無下に否定しました。

何度もやり取りした結果申請可能の判断となりましたが、その後も上司は他の上司らとともに「豊橋でも本社でもAさんの名前有名になっちゃってるよ」、「契約が改まる時期だし心配だよ」など、まるでAがとんでもないことを仕出かし、それが原因で雇い止めの可能性があるかのような脅しとも取れる発言をしました。

当労組は、この状況も雇い止めに関係していると考えています。

 

 

6 解決に向けて

今後は説明会に出席された他の従業員の皆さんをはじめ、会社側主張の一つひとつが事実に沿うものなのか、あらゆる角度から情報収集する必要があります。

この日誌をご覧の皆さん、何か関連する情報をお持ちでしたら、ぜひ当労組までお寄せください。

様々な情報をもとに、争議権など労働組合として法的に認められる限りの方法を用い、当労組は解決に向けて粘り強くたたかってまいります。

NDS、契約社員の雇い止め事件で交渉中(1)

当労組はNDS株式会社(愛知県名古屋市/通信設備関連等、代表取締役 玉村和史)に対し2018625日付けで団体交渉を申し入れて以降、契約社員の雇い止め撤回について団体交渉を重ねてきました。

ここにその概要を記載いたします。

 

NDS株式会社とは

NDS株式会社は名古屋でも特に大きな会社のひとつで、愛知県内ではその社用車を見かける機会も少なくありません。

1954年設立、資本金56億7千万円(20183月末現在)、従業員2,787名(20183月末現在)、売上高780億円(連結、20183月期)と、数字からもその大きさがうかがえます。

事業はNTT関連の通信設備(モバイルネット事業含む)が中心で、そのほかにICT・社会インフラ・不動産などの事業があります。

※出典:NDS株式会社ホームページ https://www.nds-g.co.jp/company/outline.html

 

 

2 NTTフィールドテクノからNDSへの移籍(本人の記憶・記録による)

当該組合員Aはもともと西日本電信電話株式会社(NTT西日本)の子会社である株式会社NTTフィールドテクノで20154月から契約社員として勤務していました。

しかし、20174月に豊川事業所の業務がNDSに移管されることとなり、以下の4つから身の振り方を選ぶように言われました。

 

(1) NTTフィールドテクノの別事業所勤務

(2) 再就職支援サービスを受ける

(3) NDSに移って同じ場所に勤務

(4) 独自に就職活動

 

Aはこの頃すでにNDSへ移籍していた管理職から説明会等で「書面上は1年契約だが希望すれば60歳まで雇用が継続される」との説明を受けたことから、NDSへの移籍を決断しました。

また、Aと同様に移籍した従業員の中には、NTTフィールドテクノ在籍時にすでに有期雇用から無期雇用になっている者もおり、このことは移籍後も無期雇用と同様の雇用が保証されていたことを推測させます。

 

 

3 雇い止めの通告(本人の記憶・記録による)

20185月、コムシスホールディングス株式会社とNDSとの経営統合が発表されました。ただし、経営統合に伴って「処遇が変わることはない」という内容が全社的に周知されていたため、組合員は自身の処遇について全く心配していませんでした。

しかし613日、組合員は上司の管理職2名に呼び出され、「次回の契約更新は3ヶ月のみ、その先の延長はない」と、突然雇い止めの通告を受けました。その理由は「コムシスとの経営統合にあたり先方の方針に従わないといけない」、「間接業務・共通業務(事務職)を派遣に転換する」というものでした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次回につづく

旭日産業団体交渉開催

旭日産業株式会社(あさひさんぎょう、名古屋市中区、内装・断熱工事等の専門工事会社)で働く内勤社員の労働条件に関する団体交渉について報告します。

 昨年12月5日の本ブログでのご報告後、会社と数度にわたる文書でのやりとりをしましたが、いっこうにらちがあきませんでしたので、1月21日(月)再度の団体交渉を持ちました。

 この間、冬季賞与においても夏季以上の低評価に基づく支給となったため、今回の団体交渉では、夏季・冬季賞与の追加支給と、当該I組合員に対する会社のいわれなき非難についてが主な議題となりました。

 議論は平行線ではありましたが、今回会社専務が団体交渉にご出席いただいたことによって、交渉担当の取締役・西原部長との認識の違いも明らかになり、ユニオンの主張・要求を再度持ち帰っていただき、解決に向けて検討・回答をいただくことになりました。

賞与についての当ユニオンの主張・要求
・会社の賞与制度を前提としても、公正な評価による適正な支給であるとは思えない。よって、平均支給額と実際に支給された額との差額を支払っていただきたい。
・賞与制度の改善として、①一次評価者を事実上の上司である次長とすること(現在は西原部長)、②内勤事務職で、客観性が担保されにくい考課表での評価によって支給額に5万円から50万円という大きな差がつくの問題である。評価によって支給額を決定するとしても、上下の幅はプラス・マイナス10%程度にすること。
 などです。
・また、客観的な資料として、現在の評価制度を基にした賞与支給を開始した時期から現在までの、他の内勤者の評価点数を明らかにすること(氏名は伏せる)、それがプライバシー上問題であるというのであれば、少なくとも同時期の内勤者の平均賞与支給額、平均評価点数を明らかにするよう要求しています。

A組合員への非難について
 会社はA組合員が、若手社員に退職勧奨していると非難しています。しかしA組合員は退職勧奨などしておりませんし、そんな権限もありません。

 実際には、普通の日常会話の中で、若手社員の愚痴や相談を聞く中で、「こういう会社だから(あるいは、〇〇さんはああいう人だから)、我慢するか、いやなら辞めるしかないよ」という趣旨のことを言ったことを針小棒大にとりあげて、批判する材料としているだけなのです。

 また、西原部長は、団体交渉の中で、退職勧奨が行われた回数について、相当な回数行われた→何回とは聞いてない→数回、などと発言をどんどん変えており、しっかりとした調査もしないで非難していることが明らかです。
 さらに、会社はこの間A組合員が会社を誹謗中傷し続けており、風評被害が出ている、と非難しています。

 ユニオンは、そのような事実があるのであれば具体的に示すように求めてきました。しかし会社は何も明らかにしません。どのような被害が出たのかも、いつ誹謗中傷したのかさえ回答しません。事実がないからではないのでしょうか。
 こうしたA組合員への非難の仕方―事実に基づかない、あるいは出来事を拡大解釈して非難する―をみると、不誠実交渉にあたるというだけでなく、I組合員の評価においても、事実に基づかない不公正な評価がされているのではないかという疑念を強くするばかりです。

 一方で、1月22日の団体交渉においては、会社専務がご出席されたことによって、解決に向けた機運も生まれたようにも感じています。ユニオンからの再度の主張・申し入れにたいして、西原部長にまかせるのではなく、社長、専務や常務、そして顧問の社労士さんも含め、解決に向けてご検討いただき、前向きなご回答をいただけることを強く期待するものです。
                                    

竹屋から重大な不当労働行為発生!!

まさかのあっせん翌日の1/29に、株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)が行った、当組合と組合員に対する不当労働行為について緊急団交の申し入れ本日行いました。
今回のような酷い内容は当組合として断じて許せず、強い憤り押さえきれません。

詳細については近日公開します。

竹屋・応援ファックスのお礼

竹屋労働委員会に向けて、全国ネットの組合員の皆様、ならびに東海ネットの組合員の皆様。勇気の出る応援ファックスを、株式会社 竹屋に送っていただき誠にありがとうございます!

あっせんで解決されなかった事件に対しましては、今後はより一層力を入れ全ての争議行為及び、全ての法的手段を用いまして闘争を続けますので、変わらぬご支援を引き続き宜しくお願いします。

遅くなりましたが、この場を借りてご挨拶いたします。

2019年1月15日 (火)

竹屋との第15回団交の御報告。

12/27、株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)と第15回目となる団体交渉を行いました。諸事情の為ご報告が遅れました事お詫びします。
今回も相変わらず梁川社長は出席せず、竹屋側からは弁護士と税理士兼労務顧問を含む3名、組合から8名の参加となりました。
今回の団交では、「組合員Aに対する業務上での差別」、「製造部従業員の事務所利用・パソコン利用が止められている件」、「(冬季賞与減額に関連し)会社は業績回復をどのように考えているのか」、について交渉しました。

先ず製造部の件についてですが、製造部門の社員に対し本社事務所への立ち入りを原則禁止とし、出張作業に対しての報告書を今迄パソコンで作成していたのに、最近突然に手書きで行わせ作業効率を著しく下げている問題について話し合いました。

これについては、社内展開の説明が悪く、そのような事実は無いとのことでしたので、今後は問題無く業務上必要の際には事務所にて作業が可能となりました。但し、今の時代報告書が手書きというのは非効率なので、今後はパソコンを利用できるよう継続して交渉しなければなりません。

次に冬季賞与に限らず、ここ暫く著しく低いベースでの支払いになっている賞与額に関連して、会社は今後どのように経営改善をし、社員の生活を安定させていけるだけの経営を成し遂げるのかについて話し合いました。

結論から言いますが、場当たり的な対応しかされてなく、抜本的な解決策は示されませんでした。

驚かされるのは、長期短期の売上目標すらなく、経営改善より社内業務の運用改善しか行えていない現実でした。

これでどう経営を改善し、ここ最近これだけ弱まった会社を立て直していくのか、梁川社長は何を考え代表として社長をされているのか全くわかりません。

そして現在、組合員Aに対して出張業務をさせず社内作業にのみ従事させている問題について、竹屋側の説明は全く話にならない内容でした。 

まず、ここ1年7ヶ月出張業務をさせ無い理由として、

・接骨院に通院しており腰が悪い。

・過去に私的な理由で出張業務を断った事がある。

との説明でしたが、接骨院に通院しているのは首が悪い為であり、かなり前から作業に支障が無いレベルまで改善してます。また会社は、他の作業者には骨折していても出張業務をさせており、これも正当性のある説明とは言えません。

さらに、出張業務を私的な理由で断ったことの無い作業者は皆無であり、皆なんらかの理由で出張業務を断っているのに、何故組合員Aだけ出張業務を充てられない仕打ちを受けなければならないのでしょうか。

これは、明らかに組合員差別であり不当労働行為にあたると当組合は考えています。

そして、これにより出張業務で発生する割増手当などが発生せず組合員Aの収入にも影響しています。この問題については次回の団交でも引き続き行っていきたいと考えています。

他にも竹屋側は組合員に対し、数々の不当な行為を行っており組合員は苦しい中闘っています。

全国のユニオンの皆様、並びに当ユニオンの組合員の皆様、そしてこのブログをご覧の皆様、竹屋分会の組合員は今後も竹屋と梁川誠市社長の不当な扱いが改善されるまで挫けること無く闘って行きます。

今後とも暖かいご支援をよろしくお願いします。

« 2018年12月 | トップページ | 2019年2月 »