竹屋との緊急団交の御報告。
2/13に、株式会社 竹屋(ぱちんこ機関連の製造・販売/本社・春日井市)から受けた不当労働行為に抗議するため緊急に団体交渉を行いました。
内容が内容なだけに該当する管理職2名と梁川社長及び、労務顧問の出席を要求しましたが、竹屋側からは弁護士とI課長代理の2名しか出席せず、梁川社長とK課長、そしてもっとも多くの不当労働行為(違法)発言をした税理士の豊島労務顧問の3名は出席しませんでした。
当組合からいつもより少ない7名が出席しました。
その理由は、今回の議題でもある不当労働行為を直に受けた組合員が、精神的ショックにより竹屋側の人間とは会える状況ではなかったためです。
今回、当組合は竹屋側に対し「脱退勧奨、組合攻撃、不誠実団交、組合員差別、あっせんでの合意事項の不履行及びあっせんでの虚偽の発言」といった多くの不当労働行為について、梁川社長からの謝罪文の提出と、豊島労務顧問の更迭を要求しました。
しかし、竹屋からの回答ではそのような事実は無く、特に脱退勧奨については組合員自ら脱退を相談し、それに回答したまでとのことでした。
実際、団交が始まると竹屋側は、対象の組合員が出席していないのでは確認が出来ないと抗議してきました。
そして、当組合が「竹屋側は確実な事実確認をしたのか」、「本当に豊島労務顧問とI課長代理、K課長は不当な発言は無かったのか」と回答を再度求めたところ、そのような事実は無いと回答しました。
竹屋側のその回答に対し、当組合からは以下のように具体的な内容を示しました。
「ストライキを行った組合員1人が割りを食った状況を組合は何もしてくれなかったのか?」
「他の組合員も普通一緒にストライキを行うが、あなた1人やらせてる、酷いくないか。」
「ストライキを行った事について、組合は何もしてくれないじゃないか。」
「組合を辞めたら。」
「他の組合員は手柄を欲しがっており、あなたは利用されている。」
「会社に戻るなら、組合を辞めて戻るかたちをとれば、梁川社長も納得する。」
「他の社員は組合活動に迷惑しているので、組合を辞めた方が周りに溶け込める。」
また、こうした脱退勧奨の中で、豊島労務顧問は組合が行う宣伝活動を
「ヤクザが行う行為」とも言っています。
さらに、
「ヤクザな世界から、普通の社会生活に戻りなさい。」
と、組合活動が反社会的活動かのように嘲笑しながら、脱退をすすめてきました。
これらのほか、豊島労務顧問の不当労働行為発言は列挙にいとまがなく、その場に同席していたI課長代理とK課長も豊島労務顧問の発言を制止せず、会話に賛同していました。
竹屋側は、以上のように当組合がしっかりと確証を持って抗議文を送っている事に今更驚き、そして顧問弁護士も実際に豊島労務顧問や、他の管理職から聞いている話と全然違う内容となっている事に困惑し、内容が内容なので事態を重く捉えて対応を検討するとの回答でした。
竹屋側からの最終回答(豊島労務顧問の処遇等について)は3/14提出としています(進捗報告を2/28まで)。
今回の不当労働行為については、あっせん合意の不執行やあっせん委員との会話を竹屋側が脱退勧奨に利用している事を踏まえ、労働委員会には報告しました。
今後、不当労働行為救済申立を行う段取りです。
影に隠れて不当労働行為を行い、都合が悪くなると距離を置く豊島労務顧問。
そして、不当労働行為が何なのかも良く知らない豊島氏に労務顧問を任せる梁川社長。
もはや怒りを通り越して呆れるだけです。
今回の不当労働行為の根幹は、竹屋内で中心として活動している組合員を人間関係的にも仕事的にも孤立させ、自発的な退職に向かわせるよう追い込む卑劣な行為です。
また組合を反社会勢力と揶揄するなどあまりにも酷い発言もあります。
この竹屋側の行為はふれあいユニオンや全国全てのユニオンに対する攻撃と考え、より一層闘争を進めていきますので、皆様の応援と協力をお願いします。
豊島労務顧問。
貴方の軽率な行為がクライアントである竹屋に対しこのような結果をもたらした事について、どうお考えですか?
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